結果はもう少し先ですが、入試も終わり、塾としては一息入れられるタイミングで春期講習のお知らせを出しました。
入試やテストに集中したかったのでこのタイミングになりました。
ただ、実はついさっきまで今年はどうしようか迷っていました。
というのも期末テスト前後から何件か問い合わせがあり、中3生がまだ部活動を引退しておらず早い時間帯に来られない1学期、仮にご希望があっても受け入れられるかなという不安があったからです。
1対3の個別指導を1対4以上にすればいいのですが、間違いなく質が下がると思うので何か画期的な学習法が見つからない限りはすることはありません。
しかし春というのは多くの方が塾を探す大事な時期。
塾として生徒を全く募集しなくて良いだろうか?いや良くない!(反語)
ということで若干名ですが春期講習にご招待します。
時間割に関してはご希望通りにはいかない場合もあるかもしれませんがご了承ください。
3年目
塾の廃業率というのはとても高いようで、3年もたないで廃業、というケースも多いそうです。
そんな中、個別指導塾 栄伸館は何とかやっていけていてありがたいなと心から思います。
今年度は忙しくて大変だなと思ったこともありますが、ぜいたくな悩みです。
開校当初、生徒がまだゼロで
「果たして本当に生徒は来るのだろうか?」
と誰もいない教室で不安いっぱいのなか問い合わせを待っていたあの日。
そして体験授業後、入塾が決まり塾生1号が誕生したあの日のことを、私は決して忘れることはないでしょう。
いえ、忘れてはいけないのだと思います。
振り返ってみれば
塾生1号の生徒もそうですし、色々な出会いに恵まれていたなと思います。
開校初年度、電話がかかってきて少しご質問にお答えした後、
「では来月からお願いします」
と言われたのには驚きました。
たいていまずは体験授業をしてその後検討、という流れですからね。
私は言いました。
「体験授業はやらなくてよろしいのでしょうか?」と。
すると
「もうしばらくの間ホームページや先生のブログを実は見ていまして、先生のお人柄や考え方は分かっているので大丈夫です」
との答えが返ってきました。
他にも偶然ですが、私の父や祖父とつながりのある方とも出会えました。
「小西さんの息子さん、お孫さんがやっている塾」ではなく、本当にたまたまホームページを見て「いいな」と思ってお会いしてみたら実は・・・ということがあり驚きました。
「どこかで誰かが見てくれている」
個人塾を始めて学んだ、大事なことの一つです。
卒業シーズンということもあり、ちょっとセンチメンタルな文章になってしまいましたが、
大事なのは初心を忘れず謙虚でいることだと思います。
そして歩みを止めないことももちろん必要です。
これからも全力で学力向上、志望校合格に向けて努めますのでよろしくお願いいたします!!
個別指導塾 栄伸館塾長 小西啓太