個別指導塾 栄伸館の夏期講習が、先週で無事終わりました。
六月頃には「夏期講習のお知らせをアップしないと」と思っていたのですが、ありがたいことにその前に多くの方からお問い合わせをいただき、現塾生と、早めに動いてくださった方への対応がおざなりになってしまってはいけないと感じました。
そのため今夏に関しては夏期講習のお知らせを発信することは見送ったわけですが、しっかり夏期講習自体は行いました。
11:00~20:35を22日間。
生徒によって来る日数、時間、やる内容もバラバラでしたが、みんながんばってくれていたと思います。
特に中3生は夏休み前の三者面談で「自習含めて管理してほしい」というようなご要望が多かったので、授業+自習でほぼ毎日来てくれていた生徒がほとんどでした。
部活を引退してすぐに気持ちを切り替えて毎日勉強するというのは一人ではなかなか難しいと思いますが、「塾に毎日行くのが当たり前」という状況で、250ページくらいのテキストが丸々終わった子を筆頭に、皆がんばってくれていました。
すぐに結果に結びつくものと、徐々に表れるものとがありますが、決して無駄にはならない!!
そう信じています。
楽しむ気持ち
我ながら結構働いたなと思いますが、出来る理由はやはり苦ではないからですね。
高校生に英語を教えていると最新のニュースや論文を知ることができますし、国語も色々なものの見方や表現を学べます。
中学生も、問題への取り組みが丁寧になったり、複雑な計算を難なく出来るようになったり、進歩、成長を見ることができるのはあらためて自分は恵まれた仕事をしているなと思います。
中3生にしろ高3生にしろ、
「受験というのはつらく厳しいもの。ただ乗り越えた先には明るい未来が待っている」
という風に言われますよね。
間違ってはいません。
ただ、個人的には多感で色々なものを吸収できる10代、疲弊するだけの生活を送ってほしいとは思いません。
「今まで読めなかった英語長文がよめるようになったぞ」
「評論で筆者の言いたいことがなんとなく分かってきた」
「数学は数をこなせばやっぱり出来るようになるんだな」
など日々の成長を自分で認めてあげる視点も必要です。
たしかにゆっくりばかりもしていられない、結果が重要な受験ですが、その日々の中でも
「昨日も今日もがんばった。先週より成長してるな」
と思える感性、未来だけでなく現在も大事にする感覚は持っていてほしいなと願います。
通常授業再開
今週から通常授業を再開しましたが、ほとんどの生徒がこの夏休みに復習だけでなく予習も行えたので、余裕を持って二学期の内容に臨めるはずです。
予習の時点で100%理解する必要はありません。
あとから学校の授業が追いついてきて、良い復習になるはずです。
テスト前は塾でもまた復習しますから大丈夫です。
1学期の成績をキープしたい人も、満足いく結果ではなかったから改善したい人も
前向きに、やるべきことを淡々とこなしていきましょう。
個別指導塾 栄伸館塾長 小西啓太